祭りの運営・組織

お祭りは東西南北の四町合同で執り行われます。全体を取り仕切る当番町は1年交代の輪番制です。警察や区役所、学校など行政機関との連絡調整や、事故やトラブルへの対応、四町の役割分担など多岐にわたります。

 

地車そのものは、それぞれの町組織により町内を巡行します。ちなみに町内というのは氏地(うじち)であり、行政上の町会とは一致しません。またその町に居住していなくても、お祭りには参加できます。ですから友達のいる他町の地車に参加するというケースもよくあります。

 

どの町も似たような組織ですが、名称や人数などが若干違います。東之町の組織は、大きくは年齢によって若中(わかなか)、中老(ちゅうろう)、世話人に分けられます。

 

 

 

若中(わかなか)

おおむね十~二十代の男女。地車を直接動かします。屋根方(やねかた)、囃子方(はやしかた)、東華(とうか)などの下部組織があります。屋根方は屋根の上で龍踊りや逆立ちを披露したり、巡行時は地車が道路標識や民家にぶつからないよう指図したりします。囃子方は、大太鼓、小太鼓、鉦によるお囃子を奏で、その強弱や緩急により巡行を下支えします。地車が速く動く時はお囃子も速くなります。細い道に入る時はお囃子も地車もゆっくりになります。東華は女性陣で、食事や休憩時の賄いの補助や地車後方の団扇などを担当します。若中五人組(わかなかごにんぐみ)が若中全体を取り仕切ります。

 

 

 

中老(ちゅうろう)

おおむね三十代以降の男性で、若中経験者が町の承認を経て中老となります。中老の中から町総代(ちょうそうだい)、総務、会計が選任されます。町総代は正副2人で、その年の祭り全体を取り仕切ります。頭(かしら)とも言われます。総務は町総代の下で実務全般を担います。中老は交通安全や他町との連絡調整、子ども達の誘導、賄いの補助や設営などを担います。また、中老は巡行中の地車には基本的に触りませんが、若中の要請によって宮入の時に一緒になって担ぎ上げをすることもあります。

 

 

 

世話人

町総代経験者を世話人といいます。世話人の中で宮総代(町総代とは別の神社組織)経験者を元老(げんろう)といいます。世話人と元老は町の古老であり相談役です。